4K UHD XJive Player VVC

4K UHD XJive Player VVCは、「4K UHD XJive Player」のユーザインターフェイスや基本機能を引き継ぎつつ、最新の国際標準映像符号化方式H.266/VVC(Versatile Video Coding、以下「VVC」)*1で符号化された4K/60Pコンテンツのデコードに対応しています。出力は、HDMI あるいはSDIのどちらかを選択可能です。
本装置は、通信による動画配信サービスで標準的に使用されているCMAF(Common Media Application Format)メディアフォーマットに対応している事も特長です。4K/8K衛星放送で用いられているMMT(MPEG Media Transport)によってIP伝送されたCMAF/MMT信号を受信し、リアルタイムデコードする事が可能です。
※1 VVC:ITU-T Rec.H.266及びISO/IEC 23090-3として2020年7月に標準化完了された映像符号化国際規格。現在4K/8K衛星放送に用いられている「H.265/HEVC」の後継規格。HEVCと同等品質の動画を約半分のデータ量で実現する次世代符号化方式として注目されている

4K UHD XJive Player VVC 製品特長
Product Feature

  • H.266/VVCデコード対応
  • MPEG-H 3DAデコード対応 *2(3DAデコーダライブラリは弊社から提供していません)
  • ARIB準拠MMTの受信・デコードに対応(ARIB STD-B60)
  • CMAF/MMTの受信・デコードに対応
  • VVCマルチレイヤ―符号化デコード対応予定 *3

*2 オブジェクトベース音響に対応した音声符号化方式です。NHKでは、視聴者の好みや視聴環境に合わせて番組音声をカスタマイズできる音声サービスの実現に向けて、オブジェクトベース音響による放送システムの開発が進められています。弊社から3DAデコーダライブラリは提供しておりません。詳細は弊社までお問合せください。
*3 VVCマルチレイヤー符号化機能を使用したCMAF/MMTストリームの復号に対応予定です。なお、対応時期は現時点で未定です。

 

スペック詳細
SPEC

4K UHD XJive Player VVC
型番 OTH092
映像符号化方式 ・H.266/VVC
・H.265/HEVC
・H.265/AVC
・MPEG2-Video
音声符号化方式 ・AAC-LC 48kHz 2ch/5.1ch/7.1ch/22.2ch
・MPEG-H 3DA
コンテナ ・MPEG2 TS(拡張子 .ts)
・MP4(拡張子 .mp4)
・MMT
解像度/フレームレート 3840x2160/60P
IP入力信号 ・ARIB準拠MMT
・CMAF/MMT
映像出力 ・HDMI x 1(YUV 4:2:0 10bit)
・12G-SDI / 3G-SDI x4
※ HDMI または SDI 出力を選択可能
内蔵SSD 480GB
価格 オープンプライス

 

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4K UHD XJive Player VVCの詳細は
ターボシステムズ 営業部までお問い合せください。

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XJive HD Player PROは、4K UHD XJive Playerのユーザインターフェイスや基本機能を引き継ぎつつ、2K(1920 x 1080)/59.94i SDI出力※1 に対応したコンパクトな再生プレイヤーです。 RTP(ProMPEG FEC 10x10対応)やSRTの受信にも対応していますので、AWS Elemental MediaConnectによりライブ配信された映像の受信再生装置としてもご利用いただけます。
※1 4K出力には対応していませんが、4K動画のデコードは可能です。デコードした4K動画を1080/59.94i出力することは可能です。

XJive HD Player PRO 操作説明書

 

XJive HD Player PRO 製品特長
Product Feature

・2K(1920 x 1080)/59.94i SDI出力に対応
・RTP(ProMPEG FEC 10x10対応 )や SRTの受信に対応
・AWS Elemental MediaConnectによりライブ配信された映像の受信再生に最適

XJive HD Player PRO 製品特長

 

コンパクトな2K/59.94i SDIプレイヤー
Product Feature

 

XJive HD Player PRO

 

スペック詳細
SPEC

XJive HD Player PRO
型番 MMT03R
プレーヤサイズ 165mm(幅)x 43mm(高さ)x 190mm(長さ)
電源 90W ACアダプター
映像コーデック ・MPEG-2
・H.264/AVC
・H.265/HEVC Main/Main10 4:2:0
音声コーデック ・AAC 16bit 48kHz 1ch/2ch/5.1ch
コンテナ ・MPEG2 TS(拡張子 .ts)
・MP4(拡張子 .mp4)
・MMT(拡張子 .mmt)
解像度/フレームレート 1920x1080, 3840x2160
59.94i, 59.94p
※出力は 1080/59.94iのみ対応
映像出力 SDI(1080/59.94i)
音声出力 SDIに重畳
字幕表示 ARIB字幕表示 /非表示
ストリーミング受信 ・RTP(ProMPEG FEC 10x10対応)
・SRT
・MMT/TLV

 

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ZJive for MMT データコンテンツ検証装置

「ZJive for MMTデータコンテンツ検証装置」は、「ZJive for MMT」 が送出するMMTストリームに「新4K8K衛星放送」のデータコンテンツを多重化するための機能を提供します。制作したデータコンテンツのドキュメントルートとスタートアップファイルを指定するだけでMMT多重化し、RF送出する事が可能です。
現在、4K/8Kテレビや4K/8Kチューナ等の受信機は様々なメーカから販売されていますが、データコンテンツの開発において、複数の受信機による動作検証は最も重要な工程で必要不可欠です。本装置は、実際に市販されている4K/8Kテレビや4K/8Kチューナの受信機で表示を確認できますので、コンテンツ開発環境の大幅なコスト削減を実現するともに、試行錯誤を繰り返すコンテンツ開発作業の効率を大幅に向上させる事が可能です。

ZJive for MMTデータコンテンツ検証装置
製品カタログ

ZJive for MMTデータコンテンツ検証装置
操作説明書

 


ZJive for MMT データコンテンツ検証装置


ZJive for MMT データコンテンツ検証装置 接続イメージ

 

利用イメージ


ZJive For MMTデータコンテンツ検証装置

 

データコンテンツのサンプルを収録

本オプションには、データコンテンツのサンプルが収録されていますので、サンプルのデータコンテンツに記述されているURLのリンク先を変更するだけで、すぐにお客様の制作したサイトを市販の4K/8Kテレビや4K/8Kチューナで表示させる事が可能です。
また、本オプションに収録されているサンプルコンテンツ(下図)を編集したり、お客様がご用意したデータコンテンツに差し替えるだけで、簡単にデータコンテンツサービスのテスト環境を構築することができます。

Hybridcast用サンプルコンテンツ

 

スペック詳細
SPEC

製品名 ZJive for MMT データコンテンツ検証装置
型番 MMT02S
入力・記録・送出
入力:RTP MPEG-2 TS → MMT変換
入力:ファイル TSファイル → MMT変換
MP4ファイル → MMT変換
送出: IP送出、ファイル保存(.mmt)、ISDB-S3 RF出力
入力コンテナ形式 MP4 / MPEG-2 TS / MMT
入力映像形式
コーデック: HEVC Main / Main 10
解像度: 1920x1080 / 3840x2160 / 7680x4320
GOP間隔: 等間隔、最大255フレーム以下に1回以上のIFrame
フレームレート: 120 / 60 / 59.94 / 30 / 29.97
ビットレート: 参考) 8K 120Mbpsまで確認済み
入力音声形式
コーデック: AAC / AAC-ADTS / AAC-LATM
サンプルレート: 48kHz
チャンネル数: 2ch / 5.1ch / 22.2ch
時刻同期 NTPサーバとの同期
設定・操作 ウェブ管理画面を搭載
・ネットワーク設定 ※ IPアドレスの設定
・データコンテンツ ※ データコンテンツ設定
・マウント設定 ※ 外部ストーレージのマウント
・Windows共有設定 ※ 内蔵SSDへのアクセス設定
・システム ※ 再起動・停止 / 記録ファイルの保存期間
・MMT送出 ※ MMT送出操作
・MMT収録 ※ MMT記録操作
・ZJive設定 ※ MMT受信設定 / MMT送出設定 / MMT → TLV変換
設定
・システム情報 ※バージョン情報 / アップデート機能
筐体サイズ
(mm / 幅x高x奥行)
200mm (W) x 78.5mm (H) x 250mm (D)
電源容量 180W ACアダプター
内蔵SSDサイズ 500GB ※大容量SSDへカスタマイズ可能
価格 オープンプライス

 

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ZJive for MMTデータコンテンツ検証装置の詳細は、下記へお問い合せください。

販売元 株式会社メディアキャスト
〒141-0002 東京都品川区東五反田5-25-16 MLJ五反田ビル3階
TEL: 03-5449-6701 Mail: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 URL: https://mcast.co.jp/

XJive MXF Remote Solutions エックスジャイブ MXF リモートソリューション MXF素材検品システムの リモート運用を実現

お客様のクラウド環境へXJive MXFクラウドモジュール、あるいは XJive MXFリモートデスクトップサーバーオプションを導入することで、お客様拠点にあるXJive MXF Playerやクラウド環境上のMXFファイルを、専用クライアント端末であるXJive MXFリモートデスクトップクライアント上で操作/再生する事が可能になります。
放送局や映像制作会社等、MXFファイルのプレビュー業務を必要としている事業者様においては、本システムを導入する事により、MXF素材の目視検品業務を自宅からリモート操作で実現する事が可能となります。
映像伝送には、弊社の超低遅延送り返し装置等のライブストリーミング機能で実績のあるリアルタイムエンコード/デコード技術を搭載しており、高画質で低遅延な映像伝送再生を実現しています。また、With コロナ時代においては、在宅ワーク中の従業員が自宅から映像ファイルの再生確認を行えるため、安全対策としても期待されるソリューションです。

XJive MXF リモートソリューション
製品カタログ

販売製品

XJive MXF Player クラウドモジュール(型番: FPVS01)

※ 本モジュールは AWS/Azure 等で動作している Linux 環境( CentOS 7 等)にインストール可能です。
お客様のクラウド環境への導入については調査が必要です。

XJive MXF Player リモートデスクトップサーバーオプション(型番: FPVS02)

XJive MXF Player リモートデスクトップクライアント(型番: FPVC01)

※価格は弊社までお問い合わせください

 

利用イメージ
USAGE EXAMPLE

Xjive MXF リモートソリューション利用イメージ(映像素材検品システムのリモート運用)

 

XJive MXF Playerについて

XJive MXF Player

XJive MXF Player は、 MXF ファイルの映像 音声確認を目的としたプレビューに最適なシステムです。再生 逆再生、早送り 早戻し、フレーム単位移動、タイムコード表示 非表示、タイムコードへのジャンプ、字幕表示 非表示、音声レベルメータといった機能を備え、ジョグコントローラによるトリックプレイ操作も簡単に行えますので、放送局や映像制作会社等、 MXF ファイルのプレビュー業務を必要としている事業者様にご利用いただけます。
XJive MXF クラウドモジュール・XJive MXF リモートデスクトップサーバーオプション、およびXJive MXF リモートデスクトップクライアントは、 XJive MXF Player の機能はそのままに、リモート操作で映像/音声を確認するための機能を提供いたします。

XJive MXF Player の詳細については下記製品ページをご覧ください。

XJive MXF Player 製品詳細 »


 

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8K SHV SJive Player HDMI2.1出力対応 8K再生プレイヤー

8K SHV SJive Player(OTH084)は、HDMI2.1出力に対応した低価格でコンパクトな8Kコンテンツ再生プレイヤーです。現行モデル(OTH083)のユーザインターフェイスやMMTストリーム受信といった基本機能を引き継ぎながら、HDMI2.1ポートを搭載した市販8Kテレビでの再生を可能にしました。

8K SHV SJive Player(OTH084)製品カタログ

8K SHV SJive Player(OTH084)操作説明書



8K SHV SJive Player(OTH084)利用イメージ

本製品(OTH084)は、8Kコンテンツ(HEVC Main10 / 59.94fps)を再生したときのHDMI出力フォーマットが4:2:0 8bit / 29.97fps に制限されますが、HDMI2.1対応の市販8Kテレビと接続する事で、8Kコンテンツ再生環境を低コストで実現されたいユーザに最適なプレーヤです。
※ HDMI出力の制限だけですので、本製品(OTH084)でも8Kコンテンツ(HEVC Main10 / 59.94fps)の再生は可能です。

 

スペック詳細
SPEC

製品名 8K SHV SJive Player
型番 OTH084
映像コーデック H.265/HEVC Main 10(最大200Mbpsまで *1
8K(7680 x 4320): 60/59.94/30/29.97fps
4K(3840 x 2160): 60/59.94/30/29.97fps
音声コーデック 2ch / 5.1ch / 7.1ch / 22.2ch
AAC-LC 16bit 48kHz
コンテナ MP4 / MPEG2-TS / MMT
IP入力信号 高度BS相当のTLV/MMT信号(MMTP, 単一TLV, 合成TLV)
映像出力*2 8Kコンテンツ: HDMI 4:2:0 8bit / 29.97/30fps
4Kコンテンツ: HDMI 4:2:0 10bit / 59.94/60fps
※8Kテレビ接続時、4Kコンテンツは8Kへストレッチ出力されます
音声出力 HDMIへ重畳(8ch)*3
筐体サイズ(mm / 幅x高x奥行) 377mm (W) x 82mm (H) x 330mm (D)
内蔵SSD容量 120GB
重量 約5.5Kg
付属品 本体、電源ケーブル、10キー、簡易ガイド、エンドユーザーライセンス証書
電源容量 450W 100-240V

*1 全てのコンテンツの再生を保証するものではありません。対応最大ビットレート未満のコンテンツでも正常に再生できない可能性があります。
*2 DisplayPort出力は未対応です。
*3 8ch分のみHDMIへ重畳し出力します。22.2ch出力には対応していません。

 

価格
price

製品価格 398,000円

 

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